セールスコピーライターで起業したら稼げるのか|現役の視点で解説

セールスコピーライターという職業があり、セールスコピーライターとして起業すれば毎月稼ぐことができると言われますが「本当」なのか。

その実態について、現役のセールスコピーライターという視点で解説をしていきます。

僕自身が今も現役でありながら、これまでにセールスコピーライターの育成、セールスコピーライティングについて教えてきたからわかることをお伝えします。

この記事を読むことでわかること

  • セールスコピーライター収入の実態
  • セールスコピーライターの仕事術
  • 稼げるセールスコピーライターに必要なこと
  • セールスコピーライターとしえ目指す最初のゴール

セールスコピー ライターは稼げるのか

結論から言えば、本当に稼げるセールスコピーライターはほんの一握りしかいません。ここで言う稼げるというのは、月に50万円の売上があるということです。

しかし、50万円を稼ぐといっても、それを毎月安定しているとなれば、全体の3%程度いるかいないかという世界です。ダイレクト出版などでセールスコピー を知って、その道を目指した。そんな人は少なくないかと思います。

僕の場合は、以前に勤めていた会社でセールスコピー を学ぶ機会がありました。その時は、ダイレクト出版のセミナーにも参加しましたし、他のセールスコピー ライターが主催しているセミナーや勉強会にも参加してました。(半分くらいは会社の経費でしたが)

そうしたセミナーでは、セールスコピーライターとして起業すれば稼げるという教えが共通してありました。しかし、現実は稼げている人はほんのわずかしかない。

なぜそんな差が生まれるのかを分析してみると次のような結果がわかりました。

セールスコピーライターで稼げるのが一握りの理由

もしあなたもセールスコピーライティングのセミナーに参加したり、書籍を読んだことがあれば、書き方などはたくさん学んできたと思います。加えるなら、購買心理やスワイプの使い方、オファーの作り方、ベネフィットの作り方など、スキルやノウハウとしての情報をたくさん学んできたはずです。

しかし、セールスコピーライターとして起業と考えると、スキルやノウハウがあっても稼ぐことはできないということです。セールスコピーライターとして起業しても稼げない人が溢れかえっている理由はまさにここにあったということになりますね。

書き方などのスキルや心理学などのノウハウはたくさん学ぶことができる。

でも、仕事の取り方を教えているところが圧倒的に少ない。マインドセットというものを教えてくれても、実践レベルでのマインドセットと使い方を教えてくれない。そうした現実が起業しても稼げない本当の理由になります。

セールスコピーライティングの報酬はどのくらいなのか

セールスコピーライティングと一括りにしても、その仕事内容としては、主に下記のように分類することができます。

  • ホームページ作成
  • セールスレターの作成
  • ランディングページの作成
  • ステップメールの作成
  • メルマガの執筆
  • チラシの作成
  • パンフレット作成
  • ダイレクトメール作成

他にもありますが、主にはこれらのテキストを書くというのがセールスコピーライターの仕事です。

それらの報酬額としては、ピンキリというのが正直なところですが、一例の相場で見てみると次のようになります。

受注案件報酬額の相場
ホームページ作成5万~100万円
セールスレターの作成7万~40万円
ランディングページの作成5万~100万円
ステップメールの作成3,000円~10,000円/本
チラシの作成5,000円~10万円
パンフレット作成2万円~10万円
ダイレクトメール作成2万円~10万円

上記は、私のまわりにいるセールスコピーライターの報酬額を大まかにして記載しています。実際に何かのテキストを書いても報酬としては上記のようになります。ちなみに、一番大きい金額で取っている人などは、かなり実績があったり、仕事を取ることに長けている人です。

セールスコピーライターの仕事とは

セールスコピーライターの仕事についても紹介しておくと、大きく分けて次の5つに分類されます。

  1. 仕事を獲得する営業活動
  2. クライアントとのやり取り
  3. ヒアリング
  4. リサーチ
  5. 執筆

多くのセミナーなどで教えてくれるのは、上記で見た時の4番目と5番目に関わるものです。ですが、セールスコピーライターとして起業をする、起業して稼ごうと思ったら、4番目、5番目よりも1番目と2番目が必要不可欠だということを忘れてはいけません。

セールスコピーライターと名乗れば仕事が取れると言われていた時代もありましたが、その時代で見ても、実態はそんなことはありませんでした。結局のところは、仕事を取れるか取れないかが起業して成功できるかできないかの違いになります。

こうしたことを言うと業界でも叩かれそうですが、、、案件獲得付きや仕事を紹介しますという切り口で養成講座やライター育成をしている人も実際にはいます。

でも実際には、仕事を渡せるだけの人材に育成できず、本業として稼げるセールスコピーライターは結局ほんの一握りしかいないのですね。

【持論】セールスコピーライターに必要な5つのスキル

これは、過去に開催してきたコピーライター向けのグループコンサルティングや勉強会で何度も伝えてきたことですが、本気でセールスコピーライターとして起業したいなら、次の5つのスキルは必要不可欠です。

  1. マーケティングスキル
  2. ライティングスキル
  3. プログラミングスキル
  4. コミュケーションスキル
  5. セールススキル

一つづつ見てみましょう。

必須スキル①|マーケティングスキル

セールスコピーライターの仕事には、商品やサービスを売るということが一つあります。

しかし、セールスレターだけが書けたとしても、そのセールスレターにたどり着くまでの道筋を考え作ることも重要な仕事です。多くのライター起業を志す人は、この時点でレターを掛ければ成功できると勘違いをします。

必須スキル②|ライティングスキル

ライターという名称がつくのでライティングスキルは当然必要になりますね。

しかし、必要にライティングスキルは、セールスライティングのものだけではありません。時には、ブログ記事を作ることもありますし、時にはメルマガを書くこともあります。そして、また違う時にはクライアントのエンドユーザー向けのフォローメールなどを作ることもあります。

結論としては、セールスコピーライティングだけを学んでいても価値は低いということです。

必須スキル③|プログラミングスキル

これからの時代において、文章を書けるだけのセールスコピーライターで活動するのは厳しくなってくると考えています。

セールスライティングは誰にでも勉強をすることができ、ライターじゃなくともスキルや知識を手に入れることは簡単にできるからです。また、実際にライティング案件の打ち合わせをしていても「サイトは作れないの?」などの相談を受けることはよくあります。チームとしてサイトが作れる状態であれば別ですが、最低でも下記の言語は覚えておけると活動の範囲が広がっていきます。

  • HTML
  • CSS
  • PHP

このようにセールスコピーライターの活動全体を見ていくと、クライアントに本当に有益な提案をすることはできないということです。

必須スキル④|コミュケーションスキル

人と話すのが苦手、自宅で稼げる仕事として思われがちですが、セールスコピーライターは人と話すことも超重要です。むしろ、コミュニケーションが取れないライターは、ヒアリングもできませんし、提案もできないまま消え果てていく運命を辿ります。

コミュニケーションとは、何も人と対面で話すことだけではなく、クライアントから仕事を取る時にも、一緒に仕事を進める上でも、ヒアリングやリサーチをする上でも必要になってきます。

必須スキル⑤|セールススキル

ここで言うセールススキルは、自分を売るという意味のセールスです。

営業という言葉がありますが、あなたはセールスコピーライターでありながら、起業をしたらセールスマンでもあるということです。自分自身をプロデュースする、自分自身の価値を提案する、あなたが絡むことでどうなれるのかをクライアントに提案すること、これが無くては起業して稼ぐことなんてできないということになります。

セールスコピーライターとして稼ぎたいと思ったら

ここまで読んで、それでも本気でセールスコピーライターとして起業したいと思えたなら、次のように、ライターとしてのビジネスモデルを組んでいきましょう。

セールスライター ビジネスモデル

この流れは、王道の組み方ですが、毎月の収入を安定させる上では一番確実な方法です。とはいっても、大量の行動ありきです。

ちょっと頑張ったくらいでは、仕事を獲得し続けることは難しくなります。また、上記には記載しませんでしたが、ランサーズやクラウドワークスなどで、とにかく実践経験を積みまくるというのも効果的です。

そこでは、クライアントとのやりとりも発生しますし、受注から納品までの一連の流れを経験することもできます。さらにクライアントが本当に求めていることは「何か」という点も見えてきます。

セールスコピーライターという職業をまとめてみると

一言で言えば、外注に過ぎません。

外注ということは、価格競争にも巻き込まれますし、値段交渉もほぼ確実に発生します。この先長くセールスコピーライターとして成功をしていきたいと思うなら、必ずバックエンドを用意する必要があります。

同時に、この記事で紹介した5つのスキルをしっかりと習得していきましょう。それが、先ほど紹介した、コンサルティングや継続案件、成果報酬案件、外部顧問契約などです。

どれもいきなり取ろうと思って取れるものではありませんが、長く起業家として稼ぎたいと思うなら必須です。

優良クライアントを3件獲得できれば、毎月50万円くらいは稼げるようになります。ここで言いたいことは、セールスコピーライターとして起業を志すなら、まずは月に50万円をしっかり稼げるようになることが最短の近道ということです。

月に50万円稼げるセールスコピーライターになろう

50万円を稼ぎ続けられるライターになれたら、その時には仕事を紹介されたり、自分から自然と提案ができる状態になれています。

そうすれば、仕事をある程度は選び、仕事の時間や仕事をする場所も、ある程度の自由さが生まれてきます。

月に50万円稼ぐということは、ほぼ利益として残せるので、個人事業主やフリーランスとして活動するなら、生活していくには事足りる金額になるはずです。よくある、月に100万円を稼ぐなどの夢を持つのではなく、まずは地に足のついたセールスコピーライターになることを最初のゴールにしてみましょう。

そうして現実を見ていければ、その先どんな活動をしたらいいのか、本当は何をしたいのかなど、また違う景色が見えてくるはずです。

まとめ

僕はセールスコピーと出会ってから3年の間で50以上のライティング関係のセミナーに参加し、30冊くらいの書籍を読み、セールスコピー について学んできたけど、私はなかなか書くことができませんでした。

その他にも、マーケティングやビジネスモデル、心理学、顧客心理などについても学んでました。それでも起業して稼げという実感を持つことはできませんでした。僕が起業して一番最初に力を入れたこと(というより、それしかやっていなかったこと)は、仕事を取りに行くという活動でした。

セールスコピーライターとして起業することは簡単です。

しかし、そこから稼げるようになるには、大量の行動が必要になります。本気でセールスコピーライターとして起業をしたいと思うなら、この記事を参考にしていただき、成功への最短の道を歩んでください。

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