グループコンサルティングの作り方を解説|個人起業家の教科書

グループコンサルティングの作り方を解説|個人起業家の教科書
速水
グルコンを開催したいけど、どうやって作るのか、集客ができるか不安。そんな悩みを解消します。

グループコンサルはセールスコピーライターやコンサルタントなどの個人起業家が、クライアントを獲得するための方法の一つです。セミナーや勉強会などを開催する方もいますが、そんな中でもおすすめしたいのが「グループコンサルティング(通称:グルコン)」です。

グループコンサルティングは、個人起業家にとって、開催をするメリットが多く、参加してくれた人の半数以上があなたのサービスを購入してくれる可能性を秘めています。ここでは、そんなグルコンの作り方から注意点、クライアント獲得までの道筋を解説していきます。

目次
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グループコンサルティングの作り方を徹底解説|そもそもグルコンとは?

グルコンとは?

グループコンサルティングとは、2~8人ほどの少人数に対して行うコンサルティングのやり方です。

コンサルティングといえば、コンサルタントとクライアントが1対1でセッションを行うのが一般的です。対して、グルコンの場合はコンサルタント1人に対して、クライアントが2~8人ほどで行う形になります。

グルコン開催方法4つのパターン

セミナーなどとは違う大きなポイントは、参加者との距離が近いということです。セミナーなどの場合、一方的に話しをして進行していくケースが多いですが、グルコンの場合は主催者と参加者とのコミュニケーションが取りやすくなります。

ただ単に勉強になったということではなく、参加したことでコンサルタントとの親近感や信頼関係が築きやすいのもグルコンの特徴です。

グループコンサルティングの目的はクライアントの獲得

グルコンを開催する目的は、

売上に繋げること=クライアントを獲得すること

 

当たり前のことと思われたかもしれませんが、どんなことでも目的を明確にしておくことはとても大切です。その際の注意点として「手段と目的をわけて考えること」です。

グループコンサルティングでは直接セールスをしない

グルコンを開催する目的は、クライアントを獲得し売上に繋げることですが、それが直接手段になってはいけません。

「グルコンをやったら売上に繋がる!」「最後にセールスをしなきゃ!』と思われがちですが、それでは売上を作りにくしてしまうということです。

グルコン開催時の注意点

セールスコピーライターやコンサルタントの場合、すぐにセールスにもっていきたいと思うかもしれませんが、大事なことは見込客との信頼関係を築くことや、悩み問題を引き出すことです。(時には気づかせることも大事)

グループコンサルティングでのマインドセット

グループコンサルティングでは、セールスコピーライターやコンサルタントとしてのあなたの存在を伝えることも意識しておきます。

僕が開催していた時には、「必要な時に頼られる存在としてあること」を常に重要視していました。セールスコピーライターとして活用していれば、常に求められることは正直ありません。だからこそ必要と感じられた時に、求められる存在になることを意識することで、その後の仕事に繋げることができます。

 

グルコンの目的|まとめ

  • 売上に繋げる為に個別相談に繋げること
  • 見込客との信頼関係を築くための場所作り
  • 必要な時に頼られる存在になること

グループコンサルとセミナーなどの違い

グルコンとセミナーの違い

グルコンの他にもセミナーや勉強会などの方法もありますが、どんな違いがあるのか比較紹介をしてみます。

セミナーと比べてみると

  • 募集人数が数人~数十人と幅が広い
  • 一方的に伝えることが多く参加者との距離がある
  • 悩みに対しての開催がしやすいため募集がしやすい
  • 一人一人の参加者の悩みを解決するには向かない
  • 開催する場所を用意する必要がある
  • 資料を真似されることがある
  • 決めた内容でしか話をすることができない
  • 体験セッションに繋げるにはテクニックが必要

勉強会と比べてみると

  • 参加者との距離が近いため話がしやすい
  • 数人からの開催が可能になる
  • 会議室などの会場費を抑えやすい
  • 目的が学ぶことに寄りやすい
  • 体験セッションに繋げにくい傾向がある

グルコンの場合

  • 参加者との距離が近いため話がしやすい
  • 数人からの開催が可能になる
  • 会議室などの会場費を抑えやすい
  • 一人一人の参加者と話がしやすい環境
  • 悩みに対しての開催がしやすいため募集がしやすい
  • 学ぶことよりも悩んの解決に寄せられる
  • 他の人に真似されにくい
速水
共通している点として、次のような要素もあるので合わせてチェックしておきましょう!

共通のメリット

  • 参加者の声やアンケートを獲得できる
  • 写真や動画を撮っておくことで宣材写真が作れる
  • 起業家としての開催実績などが作れる
  • 起業家としての活動を見込客に見せることができる
  • 開催すれば売上を作ることができる

共通のデメリット

  • リアルで開催する場合には場所代の経費がかかる
  • リアルで開催する場合には会場の手配などの手間がかかる
  • 集客をしたときの顧客管理などの手間がかかる
  • 資料を作成する手間と時間がかかる
  • 当日キャンセルの可能性がある
  • 参加者の出席状況(遅刻など)で進行に影響が出る
  • あとから返金などの請求をさせることが稀にある
速水
デメリットの方が多いように感じますが、多くのものは起業家として売上を作ろうと思ったら必要な活動の一環になります。

グループコンサルティングを開催までの流れ

グルコン開催までの流れ

グルコンをやろうと思っても、最初に何から手をつけたらいいのかと悩むものです。そんな悩みを解消するグルコン開催までの流れとやるべきことを解説していきます。

この流れは僕が普段セミナーやグルコンを開催する時に行なっているものです。全体像から作ることでターゲットや開催内容などを作り集客や資料作成をスムーズに進めることができるようになります。

資料作成よりも集客を先に行う理由を解説

グルコンに限ったことではなく、集客をすることは一番大変なことです。一生懸命に資料や必要な素材を作ったとしても、集客ができなければ時間と労力を使うだけになってしまいます。

売上に繋げるには、まず人が集まるのかを把握することもとても重要です、集客をしてみて、需要があるのか、情報を届けられているのか、どんな反応があるのか。こうした情報を集めることにも意識を向けておきましょう。もし仮に、先に全てを準備して、あとは集客するだけという場合、集客ができなければモチベーションの低下にも繋がってしまいます。モチベーションの低下は起業家としての活動を妨げる大きな原因にもなります。

集客して自分のやってることはダメなんだと、自分を責めてしまうことを避けるためにも、まずは集客からスタートしていき、申し込みがあれば資料を作成するという流れを取るようにしていきましょう。

グルコンの全体像を設計する

グルコンの全体像を作る手順

グルコンのターゲットを決めよう

マーケティング活動を行う際、ターゲットが決まっていない状態では、募集するときのメッセージや開催内容なども絞りきれなくなってしまい、結果売上に繋がらない活動になってしまいます。まずはどんな人に向けてグルコンを開催するのかをしっかりと決めていきましょう。

ターゲットを決めるときの5つのポイント

  • 見込客の悩みは何か
  • 見込客が解決したいと思っていることは何か
  • 見込客はどうなりたいと思っているのか
  • 見込客に対してどんなことなら提供できるのか
  • あなたが提供できるものは見込客の悩みとマッチするのか

お客様にとってのメリットを明確にしよう

グルコンに参加してもらうターゲットが決まったら、次に参加することのメリットを考えていきましょう。

メリットと表現をしていますが、メリットともう一つ「ベネフィット」を決めることも行なっていきます。

メリット=参加してプラスになること
ベネフィット=悩みを解決した後に得られること

似ていると思うかもしれませんが、メリットとベネフィットは全くの別ものになります。ポイントとしては、主語が何かと見てみるとわかりやすくなります。

メリットの場合

・グルコンに参加して得られること
・グルコンで参加者が手に入れられること
ベネフィットの場合
・参加者が悩みを解消した後にどうなれるのか
・参加者の悩みが解消した後に何が変わるのか

グルコンに参加するメリット、参加者の悩みが解消した後のこと、このように、何に対してのことを指しているのかと使い分けてみましょう。

グルコンに参加するメリットの例

  • その場で悩みを相談することができる
  • 他の人の悩みも聞けるのでより深い学びが得られる
  • 講師にプライベートについての話もしやすい
  • 学ぶことが目的ではないので成果を出しやすい

参加者のベメフィットの場合

  • ブログが書けない悩みが解消して2時間で記事が書けるようになる
  • セールスが苦手でもセールストークテンプレートを使うことで成約率が上がる
  • 集客方法がわからなくても毎月100リストを集める仕組みの作り方がわかる

ベネフィットを作る時のポイント

ベネフィットを作る時には、ターゲットを決める時に出した悩みや問題を軸にして考えるようにします。

見込客の悩み → 解決した → どうなれるのか(ベネフィット)

この一連の流れでベネフィットを考えるようにすると、見込客に刺さるベネフィットが作りやすくなります。

グルコンの開催内容を決めよう

グルコンで「どんなことをするのか」 「いつどこで開催するのか」を決めていきます。

グルコンの開催内容|参考例

  • コンサルタントが参加者に対し1人づつコンサルを行うスタイル
  • 資料を作りそれを元に進行させていく勉強会のようなスタイル
  • ワークをメインにしてコンサルタントがフィードバックを出すスタイル
  • テーマを決めておきディスカッションのような形式で行うスタイル

どんな方法でグルコンを開催するのかによって、作る資料や用意しておくものなども変わってきます。また、募集する時にもどんなことをするのか、伝え方が変わってきます。あなたがやりやすい形、あなたができると思う形のものでも大丈夫です。どんな方法で開催するのかを決めておきましょう。

加えて下記のグルコンの開催情報を先に決めておくようにしましょう。

グルコン開催情報一覧

これらの情報は先に決めておかないと、いざやろうと思った時に「あれ忘れてた!」と慌てることが無くなります。

僕が実際にやっていたグルコンの一例

僕も過去にグルコンは何度も開催してきましたが、クライアント獲得に一番繋げやすいかったのは「資料を作りそれを元に進行させていく勉強会のようなスタイル」でした。

レジュメ(進行表)を作っておき、その流れ通りに進行をすることで、参加者の感情や欲求をなるべく向けたい方向に合わせることがしやすいのもこのスタイルです。とはいっても、人によって資料作成の得意不得意などもあります。

選び方は人それぞれなので、あなたがやりやすい形を選んで開催していきましょう。

グルコンの募集ページを作ろう

募集ページはランディングページとして作っていきます。もしメルマガやLINE@に読者がいるのであれば、ランディングページを使わなくても、メルマガから申し込みフォームを添付するだけでも大丈夫です。

募集ページを作っておくことで、グルコンを作りやすくなりまし、同時に集客もしやすくなります。

グルコン募集ページを作る時の項目

これらはグルコンのコンセプト(趣旨)を決めるという点でも重要になります。グルコンのコンセプトを決めることで、「参加者がグルコンに参加して何を手に入れることができるのか」がイメージできるようになります。

主催者側の視点で見ると、「参加者に何を提供すればいいのか」がイメージできるようになります。

コンセプトを作る時の4つのポイント

  1. 見込客は誰か(ターゲットを決める時に出ている人でOK)
  2. 見込客の悩み(悩みや問題を書き出しているものでOK)
  3. どのように解決するのか(開催内容で出したものでOK)
  4. 見込客に提供するもの(メリット、ベネフィットで出したものでOK)

この4つの要素を元にコンセプトを作っていきましょう。そこから募集ページのキャッチコピーに落とし込みをすることで、ランディングページやセールスレターに活用することができるようになります。

 

速水
僕が過去に開催した内容を紹介します!
  • 見込客=ライティングが苦手なコーチ・コンサルタント
  • 悩み=集客に繋がるランディングページの書き方がわからない
  • 解決策=10個の質問に答えていけば文章が書ける
  • ベネフィット=3時間でランディングページが書ける

こうしたことから、キャッチコピーを次のように作りました。

たった3時間であなたも集客できる文章が書けるようになる!

10個の質問に答えるという要素はキャッチコピーとは別のところで記載をしましたが、ここまでに書き出した内容をまとめるだけでキャッチコピーを作ることができるようになります。

参加者向けの特典を作ろう

最後に参加者向けの特典を作っておきましょう。

特典を作る2つの理由

  1. 募集で興味を引きやすくする
  2. 返報性の心理を活用する

グルコンを開催しても売上に繋がらなければ自己満足で終わってしまいます。そうならないためにも、特典を用意しておき集客力を上げる、個別相談への誘導率をあげられるようにしておきましょう。

成約率の良いランディングページの作り方9つのチェックリスト

グループコンサルティングの開催場所と時間の決め方

グループコンサルティングの開催場所を決めるポイント

グルコンを開催する時のオススメの場所

グルコンを開催する時にオススメしたいのは、ホテルのラウンジです。カフェや会議室でも開催は可能ですが、店内が賑やかだったり、人が溢れかえっていたりすると、参加者の集中力が途切れやすくなってしまします。

参加者の集中力が途切れてしまうことは、体験セッションへの誘導率にも大きく影響をしてしまいます。ホテルのラウンジなどの場合は、比較的静かな場所が多く、場所代も発生しないため出費を抑えることもできます。ただし、飲み物代は発生するので、1,000円前後は必要経費として考えておきましょう。

場所を選ぶ時には、あなたが行きやすいということだけではなく、参加者も行きやすい場所を選ぶようにしておきます。場所が行きづらい、わかりずらいという理由で参加しないというケースもあります。わかりやすい場所やターミナル駅などを使うなどして、参加者が行きやすい場所を選ぶということにも心がけておきましょう。

グルコンの開催時間はどのくらいが妥当か

セミナーなどの場合、2時間~4時間で開催されるケースが多いですが、グルコンの場合は3時間ほどを目安にしておくと良いでしょう。2時間の場合、短いと感じられてしまったり、一人一人のコンサルティングに時間が足りないと感じることがあります。

4時間だと、参加者から長いと思われてしまったり、時間が余るというケースが出てきます。なので、その間を取り3時間で開催するということを指標にしておくと開催する時にも気持ち的な面を含めて楽になります。

僕が時間を決め方をご紹介すると、一人当たりのコンサルティングの時間を決めておき、人数で掛け算をするという方法でした。

1人のコンサル=30分×4人=2時間

この時間に、自己紹介や体験セッションの案内などの時間を含めると、やはり3時間ほどがちょうど良い時間とも言えます。

グループコンサルティングをZOOMで開催する

ZOOMでグルコンを開催する4つのコツ

最後に、グルコンをリアルではなくオンライン上で開催する方法についても紹介しておきます。

地方で活動をしている場合や、日中に動けない場合など、どうしてもリアルでの開催が難しいケースもあります。そうした場合には、「ZOOM」というオンラインの会議ツールを使いましょう。ZOOMを使うことで、自宅にいながらグルコンを開催することができます。1対多数の開催もできるので、どうしても場所に制限がかかる、時間に制限がかかるという場合には有効活用していきましょう。

ZOOMでグルコンを開催する時のコツ1|顔出しについて

ZOOMでグルコンを開催する場合、参加者が顔を隠してしまうなどのケースが発生します。そうすると、相手の表情が読めなかったり、反応してくれているのかがわからなくなります。そうならないためにも、なるべく顔出しをしてもらえるようにしておきましょう。

ZOOMでグルコンを開催する時のコツ2|音声について

グルコンを1対多数で行う場合、一人の参加者を対象にしていると、他の参加者は時間を持て余してしまいます。

その時に、他の参加者が音声を出しっぱなしにしていると、その人の周りの音やその人の声などが入ってしまうケースがあります。コンサルティングをしている人以外は、音声をミュートにしてもらえるように気をつけておきましょう。コンサルをしている人の集中力にも影響するのでとても大切なことです。

ZOOMでグルコンを開催する時のコツ3|常の参加者に気を配る

他の人のケースも知りたいなどと思ってくれる参加者であれば良いですが、必ずしもそんな人ばかりではありません。

そうならないためにも、一人の人をコンサルしていても、他の人の状況はしっかりと把握しながら行なっていく必要があります。場合によっては、「自分は終わったから退席します」という人も中には出てきます。リアルで開催していない分、そうした途中退席も簡単にできてしまうので、適度に声をかけながら進行をするなどの注意を払っておきましょう。

ZOOMでグルコンを開催する時のコツ4グルコンをZOOMでやるなら個別セッションの方がオススメ

グルコンをZOOMで開催する時のコツを3つご紹介しましたが、グルコンという形でZOOMを使うのであれば、正直あまりオススメはしません

ZOOMでグルコンを行おうと考えるのであれば、個別セッション、体験セッションで使うようにした方がバックエンド(個別コンサルなど)の成約率が高くなります。理由はコツ③でもお伝えしたように、途中退席が発生しやすいことと、自分が受けていない間に暇を持て余してしまい、他の作業をしてしまったり、グルコンに参加しているという意識が持続させにくくなってしまうからです。

なのでZOOMでグルコンをやろうと思っているなら、人数を減らす、個別セッションや体験セッションに変更するなどの対応をしながら開催していきましょう。

ZOOMは起業したら使うべき5つの理由|他のソフトと比較もあり

まとめ

グループコンサルティングの目的はクライアントを獲得して売上に繋げることですが、開催をしてその場でセールスをすることは避けておき、より確実に売上に繋げられる流れを意識しておいてください。

そして募集をする時にも、グルコンの内容を決める時にも大切なことは、常にコンセプトに沿った内容を考えることと、見込客の悩みにフォーカスをしておくことです。売上に繋げるグループコンサルティングは、ここで紹介した内容を間違わなければ作ることができます。

ですが「自分はこうしたい」などと考えてしまうと、体験セッションへの誘導率は下がりやすくなります。ぜひ、ここでの内容を参考にして、あなただけのグループコンサルティングを作って売上に繋げていってくださいね。

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