店舗のホームページを作った時やブログをスタートした時にアクセス解析は必須です。
ワードプレスをスタートしたらGoogleアナリティクスは入れておいた方がよい。そんなことを聞いたことがあるかもしれません。多くのセールスコピーライターやコンサルタントなどの起業家は、アメブロやSNSをメインで使う傾向が強く、ワードプレスやGoogleアナリティクスなどの使い方に慣れていないケースが多いように感じます。
そんな中で、Googleアナリティクスをブログに入れてみたけど、結局何ができるのかわからない。どうやって使ったらいいのかわからないと、入れて終わってしまっている状態も。正直な話、Googleアナリティクスは機能として優秀ですが、多機能すぎて初心者には慣れるまでかなり難しいです。
ここでは、そんなアナリティクスについて、特に初心者が見るべき4つの項目について解説していきます。
初心者が抑えておきたいGoogleアナリティクスで見るべき4項目
僕自身、初めてGoogleアナリティクスを見た時には、意味不明な状態で敬遠している時期がありました。
「まじで意味がわからない・・・」という状態。
特にパソコンの使い方もわからない状態でアナリティクスに触れたこともあり、初心者の方の気持ちが強くわかってしまいます。
まず、ワードプレス初心者の起業家の方に知っておいてもらいたい4つの機能があります。
- オーディエンスの分析
- 集客の分析
- 行動の分析
- コンバージョンの分析
これらの言葉を聞けば、難しそうに感じるかもしれませんが、抑えるべきポイントをしっかり把握しておければ、やることも限られてくるので数字を見るのが楽しくなってきます。
では、もう少しだけ詳しく解説をしていきます。
①オーディエンスの分析でできること
オーディエンスを分析することでわかることは、あなたのブログに「どんな人が」「どれだけ来ているのか」を知ることができます。
オーディエンスの属性がわかる|参考例付き
- 性別がわかります
- 年代がわかります
- 住んでいる地域がわかります
あなたのブログを見てくれている人が、男性なのか、女性なのかを把握できるのもオーディエンスの分析の強みです。他にも、10代、20代、30代もしかしたら50代や60代、70代の人が見に来てくれているかもしれないという年代を知ることができます。
そして、その人はどこに住んでいる人なのかまで知ることができます。日本なのか、アメリカなのか、ドイツなのか、東京なのか、大阪なのか、北海道なのかなどですね。
オーディエンスがブログに来てくれた回数がわかる
属性がわかったところで、何人の人が何回ブログを見てくれているのか、何ページ見られているんかは知っておきたいですよね。オーディエンスの分析では、そうしたブログへのアクセス数やページビュー数を知ることができます。
とくに初心者の場合は、「ブログに何人来てくれているのか?」「何回見られているのか?」という数字を抑えることからスタートしていきましょう。そうした数字を見るには、Googleアナリティクスのホーム画面から、「オーディエンス→概要」を見てもらえればチェックすることができます。
オーディエンスの分析で期間を選べる
何人見てくれたのかという中でも、「いつ」「どのくらい見られたのか」も知ることができのが、オーディエンスの分析になります。下の画像で赤枠で囲んでいる箇所で「計測開始日」と「計測完了日」を選択することで、「いつから~いるまで」の数字を見たいのかを選択することができます。
集客の分析でできること
集客の分析でわかることは、ユーザー(ブログを見て食えている人)が「どこからブログに来てくれているのか」ちおう訪問元を知ることができます。
訪問元の参考例
- 検索エンジン(自然検索)から来ているのか?
- SNS(ソーシャルメディア)から来ているのか?
- 有料広告から来ているのか?
- のWEBサイト経由で来てくているのか?
こうしたことがわかってしまいます。ユーザーがどこから来ているのかがわかれば、あなたのブログに人を集めるために、どんな活動をしていけば良いのかを知ることができるますよね。
つまり、何に力を入れればよいのか、どこから来てくれている人が多いのかを知ることができるのが、集客の分析になります。どこから来てくれているのかを見る場合には、下の図にある赤枠の箇所「集客→概要」で見ることができます。
実際に集客の概要でわかることは下の図のようになります。
どこからブログに来てくれていて、どんな行動をしてくれているのか。
そして、コンバージョンはどのくらいあるのかを把握することができます。
行動の分析でできること
行動の分析でわかることは、「あなたのブログに来てくれた人が、どんな行動をしているのか?」を知ることができます。
ブログと一言で表しても、様々なページがありますし、どのくらいの時間をかけて記事を読んでくれているのかなど気になりますよね。そうしたことを把握できるのがl行動の分析です。
参考例
- どのページがよく見られているのかな?
- 何分くらいページに滞在してくれているのかな?
- 1人の人は1回の訪問で何ページ見てくれているのかな?
- どのページから離脱が多いのかな?
などなど、こうしたユーザーの動きを知ることができるようになります。どんな行動をしてくれているのかを見る場合には、下の図にある赤枠の箇所「行動→概要」で見ることができます。
コンバージョンの分析でできること
コンバージョンの分析では、「あなたのブエログにおける目標達成の状況」や「成約数」を知ることができます。
実際に来院(来店)してくれる人やメルマガリストなどの獲得が重要となる起業家の場合、このコンバージョンの分析は特に重要になります。
参考例
- お問い合わせページに何回くらい到達しているのか?
- 商品やサービスの紹介ページに何人の人が何回到達しているのか?
- 実際にお申込みがあった数はどれくらいあるのかな?
こうした数字を把握することができるということですね。コンバージョン数(成約数)を見る場合には、下の図にある赤枠の箇所「コンバージョン→目標→概要」で見ることができます。
Googleアナリティクスは「ブログの見える化」ができる
WEB集客をしようと、ブログをただ闇雲に運営していても、アクセス数を伸ばすことは正直難しいものです。ですが、ブログでの成果や数字をしっかりと「見える化」して把握することで、改善をしていくことや、ブログの傾向に合わせて記事を作っていくことができるようになります。
Googleアナリティクスは、多機能すぎるがゆえに敬遠されがちですが、ここで紹介した4つの項目を抑えておくだけでも、最低限知っておきたい数字などをチェックすることができます。
ビジネスは「見える化」できればできるほど、やれることや改善できることが増えていきます。
Googleアナリティクスは、そんな成果を「見える化」してくれるとても便利なものです。
結果が分かるから改善ができる
アクセス解析というと難しく感じてしまいがちですが、結果がわかっていなければ改善のしようがありませんよね。
ダイエットでもそうですが、体重計に乗って今の体重を知ることができる。だから、ダイエットの方法が良いのか悪いのか、しっかりと結果に繋がっているのかが見えてきます。
ブログの運営もそんなダイエットと同じで、今の状態を知ることができなければ、正しいのか方向を間違っているのかを知ることができません。結果がわかるからこそ、改善していくことができる、そのためにGoogleアナリティクスを使うということを覚えておきましょう。
Googleアナリティクスはビジネスを成功に導いてくれる
先ほどのダイエットの例でもそうですが、数字でしっかりt今の状態を表してくれるのがアナリティクスを使う一番のメリットです。
ですがダイエットほど数字が簡単に表されないので難しいと感じてしまいがちです。ビジネスをしていく上で、数字を見れることは成功に近づいていくために必要不可欠なものです。
数字を見れないことの失敗例
例えば、ランディングページを何回見られているのか、そこから何人がメルマガに登録してくれたのかがわかれば、そのランディングページの良し悪しが判断できますよね。
よくあるミスで、メルマガに登録してくれる人が少ないと「成約数」だけで判断をしてしまうと、本当にランディングページが問題なのかがわからなくなってしまいます。
もし、ランディングページを見たのが10人しかいない中で、10人が登録してくれていたとしたら、、、ぶっちゃけランディングページの成約率は最高だと言えます。
しかし、10人しか登録してくれていないと勘違いをしてしまい、成約率の高いランディングページを作りなおしてしまうということもよくあることです。
Googleアナリティクスを使うことで、そうした失敗をブログでやらなくて済む状態を作ることができるようになります。
まとめ
Googleアナリティクスで見ておきたい4つの項目について解説をしましたが、初心者の場合は、特にここで紹介した4つの項目をまずは見慣れることをしていきましょう。
当時の僕のように「意味がわからない」と最初は難しいと思うかもしれませんが、見慣れていけば興味も出てきて、もっと知りたいという状態になることができます。というのも、私も同じ経験をしてきたので。
Googleアナリティクスを敬遠してしまっている人が、「アナリティクスで何ができるのか、何を見れば良いのかがわかった!」と少しでも役に立ててくれれば嬉しいです。