コーチングの勉強方法|成果を出す5大スキルの習得までの全体の流れ

これからコーチングを学びたい、もしくはコーチングを学んでいるけれどクライアントに結果を提供できない。

またはクライアントに成果を出せずに悩んでいる。

そうした悩みを抱える起業家から相談を受けることがあります。

 

それは「どんなふうにコーチングの勉強をしたらいいですか」「なにから勉強すればいいのかわかりません」などの質問です。

 

ここでは、そうした悩みを解消する為に、どのようにコーチングの勉強をしていけばクライアントに結果を提供できるコーチングスキルが身につくのかを解説していきます。

 

クライアントに結果を提供して、ビジネスの売上アップや自分の自信向上に繋げていってください。

コーチングの勉強術|全体の流れを把握しよう

まずはコーチングを勉強して身につけるための流れ(=全体像)を解説します。

 

最初に流れを解説する理由は、全体像を把握してから1つ1つの内容を学ぶことで、より理解が深まるからです。

 

Point!

先に、ここから先に「独学」という表現を使っていきますが、独学について最初に定義しておきます。

ここでは、コーチとしての資格を発行してくれる講座やセミナーに参加せず、本・情報商材・メルマガ・知人のコーチなどを活用しながらコーチングを学んでいく姿勢を「独学」と表現しています。

 

コーチングを勉強する流れ

①コーチングの基本知識を学ぶ

②コーチングの5大スキルを学ぶ

③コーチングを実際に使う

④トライ&エラーを繰り返す

⑤ コーチングスキルに磨きをかけていく

 

コーチングの基本知識を学ぶ

まずはコーチングの基本知識として、コーチングの定義、役割を確認しておきましょう。

コーチングを勉強するにあたって、欠かすことができないのがコーチングの定義と役割です。

この2つを理解しておかないと、なにを学んでいるのか、わからなくなってしまいます。

 

コーチングの定義

コーチングとは、クライアントとの対話を重ねることを通して、クライアントが目標達成することをサポートするプロセスのことにあります。

 

コーチングの定義を理解しておくことで、コーチングがどのようなものなのかをイメージしながら勉強を進めることができます。

定義を理解しないまま、なんとなく勉強してしまう人がいますが、それでは本来のコーチングとは違うことをしてしまうケースがでてきます。

 

よくある間違いのケースは、手取り足取り、スキル・知識・考え方を教えてしまうことです。

 

コーチングはクライアントの能力を高めることを重要としています。

クライアントが自分で考えて行動できるすることに意味があるのです。

 

1つ注意点は、クライアントの考え方や行動をサポートして終わりにしてしまうことです。

コーチングをしたら、当然、成果を提供する必要があります。

 

その理由はクライアントに成果を提供できなければ、ビジネスを続けることが難しくなるからです。

 

コーチングを受けることでの成果の一例

  • 自分に自信が持てるようになって、人前で堂々とプレゼンできるようになった
  • 失敗するかもしれない恐怖でいっぱいでしたが、恐怖を克服して起業できた
  • 周りの人に気を使いすぎて疲れていましたが、今は自分らしく振る舞えるようになった

 

「クライアントの行動が変わってよかったね!」ではなくて、上記の事例のように、クライアントが成果を手にしてくれるところまでサポートするのがコーチングです。

定義を理解することは、コーチングそのものへの理解を深める第一歩になるので、しっかりコーチングの定義を意識しながら勉強を進めていきましょう。

 

コーチングの役割

コーチングの役割は、クライアントが目標達成に向けて自ら行動するのをサポートすることにあります。

 

コーチングをする側の役割はあくまでもサポートです。

これを理解しながら勉強を進めることが重要になります。

 

コーチがクライアントの代わりに作業を代行したり、コーチがクライアントを手取り足取り指導して、やり方・考え方を教えてるようなことはしません。

 

あくまでも、クライアントが主体であり、コーチはサポート役ということです。

この役割を認識しておかないと、コーチングとは全く違う勉強をしてしまうこともあります。

 

例えば、クライアントにスキルを教えてあげたいと考えてしまい、懸命に「教える技術」を勉強してしまうことです。

しかしこれは、コーチングではなくティーチングになってしまいます。

 

コーチングとティーチングの違い

コーチング

クライアントと対話を繰り返すことで、クライアントが自発的に行動できるよう導くことであり、クライアントとは「対等な関係」にある。

 

ティーチング

自分が持っている知識・スキル・ノウハウなどをクライアントに教え、教えた通りに行動させることであり、クライアントとは「教師と生徒の関係」にある。

 

コーチングとティーチングの解説をすると決まってされる質問があります。

 

それは「手取り足取り指導してもらうティーチングの方が、コーチングよりも早く簡単に成果が出ような気がします。そっちの方がいいと思んですが、どう思いますか」という質問です。

 

確かにその可能性はあります。

コーチングよりもティーチングの方が早く成果が出るかもしれません。

 

しかし、必要なことをすべて教えるということは、クライアントの成長機会を奪うことになります。

万が一、自分で考える力が身につかなかった場合、クライアントはまた別のコーチを探そうとすることが多いものです。

 

つまり自分のクライアントには、1人の起業家・ビジネスマン・人として成長してもらことが重要であるということです。

そのために、コーチングという手段を使ってクラインとをサポートします。

これがコーチングの重要な役割です。

 

クライアントに成果を提供する5大コーチングスキル

コーチングを勉強していく上で、コーチングのスキルにはどんなものがあるのかを理解しながら勉強することが大切になります。

 

「スキル」とは、特定の目的のために使われる技能」のことです。

 

どんなスキルがあるのかを理解しておくことで、自分のコーチングスキルのレベルを確認しながら勉強を進めることができるようになります。

 

  • 今、どんなスキルを身につける必要があるのか
  • 自分はどんなスキルが苦手なのか
  • 〇〇のスキルを磨くために、〇〇の本を読んでみよう など

 

「コーチングスキル」といっても、コーチングはたくさんのスキルから成り立っています。

全てのスキルを身につけようとすることは、膨大な時間と労力を必要とするのでオススメはしません。

 

必要なスキルに絞って学んでいく方が、クライアントに早く成果を提供できるようになるからです。

ここでは、勉強して身につけるべき5つのスキルをご紹介します。

 

1:傾聴スキル
2:承認スキル
3:質問スキル
4:フィードバックスキル
5:提案スキル

 

1:傾聴スキル

コーチングにおいて基本となるのは、相手の話を聞く『傾聴』のスキルです。

傾聴とは相手の話に全神経を傾けて、しっかり話を聴くこと。

 

「相手の話を聴くことが大事」ということは、一般的にも広く知られていることですが、実際に「聴く」ということをしっかりできている人はまだまだ少ないのが現状です。

 

傾聴のスキルを身につけるだけでも、コーチとして大きくレベルアップをできるといえます。

 

傾聴がうまくできると「この人は私の話をちゃんと聞いてくれる」という安心感を与えることができ、結果として相手からの信頼を自然と獲得できるようになります。

 

2:承認スキル

承認スキルとは、相手が行動したことで達成した結果をそのまま言葉にして伝えてあげることによって、相手のありのままの状態(事実)を認めてあげるスキルです。

 

もっともシンプルな承認の方法は相手の言葉を『オウム返し』することです。

相手をありのままの状態で認めてあげることによって、相手は自分に自信を持ったり、何かしらの達成感を得ることができます。

 

そして、その自信や達成感は次の行動に向けてのやる気を生むチカラになります。

傾聴とは違い、こちらから相手に声をかけることで、相手のやる気・行動意欲の向上をサポートします。

 

3:質問スキル

コーチングに必要な能力の中でも最も重要なスキルと言えるのが『質問』のスキルです。

 

コーチングで必要となる質問は知らないこと・気になることをただ単に質問するだけではありません。

クライアント自信も気がついていない視点・可能性・能力を引き出してあげることが目的です。

 

いい質問ができるかどうかが、いいコーチになれるかどうかの「肝」であるともいえます。

 

質問の内容はクライアントとの会話の中で、臨機応変に作りだしていきます。

そうすることで、クライアント1人1人の状況に合わせた的確な質問になり、クライアントから良い答えを引き出すことができるからです。

 

良い答えとは、クライアントが新しい気づきを得て、考え方・行動が変化してくる回答のことをいいます。

 

4:フィードバックスキル

フィードバックとは、自分がクライアントとの会話の中で感じたこと・気づいたことを知らせてあげることです。

 

フィードバックスキルの目的は、クライアントの自発的な成長を促すことにあります。

 

クライアントのとった行動がどのように見えているのか、どんな印象を受けるのかをありのままに伝えます。

 

フィードバックすることで、クライアントは自分の現状や改善点に気づき、必要に応じて自発的に修正していく能力を養うことができます。

決して、クライアントに評価を与えたり、プレッシャーを与えるものではありません。

 

クライアントの行動の方向性が間違っていたら本来求めている成果から遠ざかってしまうので、方向性がズレないようにするためにフィードバックを行っていきます。

 

クライアントは行動した結果を見直して、次の行動を考えるための情報を手にいれます。

行動したら、その結果から何かを学ぶことがとても重要であるということです。

 

5:提案スキル

提案とは、クライアントに新しい視点を提供し、行動をサポートすることを目的として、自分の気づき・考えを相手に共有します。

 

提案内容を受け入れるかどうかの選択はクライアントに委ねるので強制をしてはいけません。

 

クライアントは提案されることで、その提案内容を「やる・やらない」にかかわらず、まだ他の方法があることに気づくことができます。

提案スキルは「リクエスト」と表現されることもあります。

 

コーチングは傾聴スキルを中心に、クライアントに合わせて実践していき、コーチングする側の意見は一切言ってはいけないと誤解してしまう方がいます。

 

しかし、実際そうではなく、クライアントの自発的な行動を促すためにコーチ側から提案することも大切なポイントになります。

 

以上、5つのスキルを勉強していくことで、コーチとしてのスキルを総合的に高めることができます。

 

では、実際にどのようにコーチングスキルを勉強していけばいいのか、その方法を解説して行きます。

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